暴力を受ける女性たち 3
パキスタンでは、家庭内暴力は広範で深刻な問題です。
人権擁護団体は、女性の80%から90%が、いたるところで家庭内暴力の犠牲者となっていると推定しています。
議会の男女平等調査委員会は、女性に対する暴力が、パキスタンで「最も蔓延している人権侵害として描かれてきた」と報告し、さらに、女性に対する家庭内暴力が犯罪であることを明示する立法を要求しました。
虐待する配偶者は、暴行罪に問われますが、告訴されることはまれです。
警察は通常、殴打された妻を、虐待する夫の元へ戻してしまいます。
女性は通報することに消極的です。
というのも、経済的・精神的に夫と男性親族に従属するという道徳に背くものが離婚であるとして、女性に社会的汚名をきせるからであり、親族もまた、家族の評判を守るために虐待を通報することに消極的だからなのです。
1997年に、女性に対する暴力に関係する何百もの事件が報道されています。